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お子様の「お口の癖」放っておいて大丈夫?口腔習癖が歯並びや全身の健康に与える影響と対応法について

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こんにちは!静岡市駿河区新川のセントラル歯科クリニックです。
日々の診療の中で、多くの親御様から「うちの子、いつも指をしゃぶっているけれど大丈夫かしら?」「いつも口がぽかんと開いているのが気になる」といったご相談をよくいただきます。

こうした、無意識のうちに日常的に繰り返されるお口周りの癖のことを、専門用語で「口腔習癖(こうくうしゅうへき)」と呼びます。

実は、これらの一つ一つの癖は、単なる「可愛い子供の仕草」や「一時的な癖」では済まされない、将来の歯並びや顔立ち、さらには全身の健康にまで大きな影響を及ぼす可能性があるものです。

今回は、お子様に多く見られる口腔習癖の種類とそのリスク、そして歯科医院でどのようなアプローチができるのかについて、詳しく解説していきます。

1. 口腔習癖とは?なぜ注意が必要なの?

口腔習癖とは、指しゃぶり、舌を出す、口呼吸、爪を噛むといった、お口に関わる習慣的な動作のことです。

「成長すれば自然に治るだろう」と思われがちですが、顎の骨が柔らかく、歯が活発に動く成長期のお子様にとって、持続的な弱い力は非常に大きな影響を及ぼします。矯正治療で歯を動かす力も、実は非常に微弱なものです。それと同じくらいの(あるいはそれ以上の)力が、癖によって毎日数時間も歯や顎にかかり続けると、骨の形自体が変わってしまうのです。

早い段階で癖を改善することは、将来の高額な矯正治療のリスクを減らし、お子様が健康に育つための大切なギフトになります。

2. 代表的な口腔習癖とその影響

お子様によく見られる代表的な癖をいくつか挙げてみましょう。

① 指しゃぶり(吸指癖)

乳幼児期には生理的なものですが、4歳を過ぎても続いている場合は注意が必要です。

  • 影響: 上の前歯が押し出される「出っ歯(上顎前突)」や、上下の前歯の間に隙間が空く「開咬(かいこう)」の原因になります。また、吸う力で頬が内側に締まるため、上顎の横幅が狭くなり、歯が並ぶスペースが不足することもあります。

② ぽかん口(口呼吸)

本来、呼吸は鼻でするもの(鼻呼吸)ですが、常に口が開いている状態です。

  • 影響: お口の中が乾燥し、虫歯や歯肉炎、口臭のリスクが高まります。また、舌の位置が下がる(低位舌)ため、上顎の発育を妨げ、「アデノイド顔貌」と呼ばれる独特の顔立ち(顎が未発達で顔が長くなる)になることがあります。さらに、細菌やウイルスが直接喉に入るため、風邪やアレルギーを引き起こしやすくなります。

③ 舌を突き出す癖(舌突出癖)

飲み込む時やリラックスしている時に、舌を前歯の間に挟んだり、前に突き出したりする癖です。

  • 影響: 食べ物を飲み込む「嚥下(えんげ)」の際に強い力で前歯を押すため、開咬や出っ歯を悪化させます。また、サ行やタ行などの発音が不明瞭になることもあります。

④ 唇を噛む・吸う(咬唇癖・吸唇癖)

下の唇を噛む癖は、上の前歯を外側に押し出し、下の前歯を内側に倒してしまいます。

  • 影響: 出っ歯を助長し、上下の歯の噛み合わせが深く沈み込んでしまう原因になります。

⑤ 爪噛み(咬爪癖)・異常な噛み合わせ

学童期以降に多く見られる、ストレスとも関連が深い癖です。

  • 影響: 前歯の先端が摩耗したり、歯の根っこ(歯根)が短くなったりすることがあります。また、特定の部位にだけ負担がかかり、歯並びがガタガタになる原因にもなります。

3. 「いつから」対策を始めるべきか?

口腔習癖の改善を始めるタイミングについては、以下の目安を参考にしてください。

  • 3歳まで:
    この時期の指しゃぶりなどは、無理にやめさせる必要はありません。精神的な安定のための行動でもあるからです。まずは「お口の癖があるな」と観察する時期です。
  • 3歳〜5歳:
    言葉でのコミュニケーションがスムーズになってくる時期です。少しずつ「指しゃぶりを卒業しようね」と促し、生活習慣を整えていきます。
  • 6歳(小学校入学前後):
    永久歯が生え始めるこの時期に癖が残っている場合は、積極的なアプローチが必要です。永久歯の歯並びに直接的なダメージを与えてしまうため、歯科医院への相談を強くおすすめします。

4.ご家庭で親御様に心がけていただきたいこと

癖の改善において、最も大切なのは「お子様を叱らないこと」です。

口腔習癖は無意識で行われているため、叱ってもなかなか治りません。逆にストレスとなり、癖が強まってしまうこともあります。

  • 「気づかせる」工夫: 「指が入っているよ」と優しく声をかけたり、お子様自身が前向きに取り組める環境を作りましょう。
  • 褒める: 指をしゃぶらずに寝られた、口を閉じてテレビを見られた、そんな小さな成功をたくさん褒めてあげてください。
  • スキンシップ: 寂しさや退屈が癖の原因になっていることもあります。手を使った遊びを増やしたり、寝る前に手を握ってあげたりすることも効果的です。

6. まとめ:将来の笑顔のために

お子様のお口の癖は、単なる習慣ではなく、健やかな成長を妨げるサインかもしれません。
早い段階で癖の原因を取り除き、正しい機能を身につけることは、将来的に本格的な矯正治療(抜歯を伴う矯正など)が必要になるリスクを減らすことにつながります。

また、鼻呼吸が身につき、しっかりと噛めるようになることは、脳の発達や全身の免疫力向上にも大きく寄与します。

「これって癖かな?」「放っておいていいのかな?」と少しでも不安に思われたら、定期検診のついでにぜひお気軽にご相談ください。私たちは、お子様が一生自分の歯で、そして素敵な笑顔で過ごせるよう、全力でサポートさせていただきます。

まずは、お子様がリラックスしている時の「お口」をそっと観察することから始めてみませんか?

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